思考の補助線 (ちくま新書 707)
- 2008/02/23
- 19:27
![]() | 思考の補助線 (ちくま新書 707) (2008/02) 茂木 健一郎 商品詳細を見る |
茂木さんの本は、私にいつも今までよりも一回り大きな俯瞰を与えてくれる。そんな期待を持ちながら、この本を手にとりました。内容は期待どおり、現在の知についての評価、芸術を創造することの意味、全体を知ることへの思考の気高さをもつ意味など、今まで自分は感じたことのない角度からの随筆だった。連続性を保証するのが、感情の役目という見解はなんだかしっくりきた。

思考の補助線
4.個性
他者とのコミュニケーションで発達
ピアプレッシャーの性質もある
人と異なる行為を排除する動き
これいを輝かせる
発達の仕方
他者からの承認
褒められることにより脳が快感を覚える
現在
特化した個性こそ求められる
単一的教育では生まれない
どのような人格にも解はない
いやすべての人格が結論なので解になりえる
仮想
認識できる現実世界も仮想にすぎない
リアル
複数のモダリティを通して感じる世界
ミッションをコミットするには仮想をはばたかせる必要がある
みんな違ってみんないい
差別は神の視点につながる野望
私は私、鈴は鈴
個性は認めるべき
高い場所に知性を伸ばすには
メタの概念
より高くから俯瞰する道具
連続体の存在
インパクトのある共通項が今は求められている
5.現在の知
専門家、断片化されている
補助線を引きたい
■シンプル化
人は部分担当者にしかなれないのか
全体として浮かび上がってくる者の価値は計り知れない
感動はある
人生をかける価値のある野望
世界全体の地を引き受けるという野望
感情の技術者は超えれる
有限な人生の中では不可能と認識したうえで
思考する感情の美しさはある
「感動することをやめてしまった人は死んでしまったのと同じである」
無限と空白
次の瞬間の空白を認識できる
不確実さ
対応策は感情
連続を保証する
■脳内のシナプスが感情を継続させる
感情技術の昇華
有限の積み重ねが必要
知識の積み重ねはグーグルに任すべき
6.価値
進化する
中心と周縁のバランス
構造の価値
普遍的なものもある
美
性能性
などで淘汰される
■他者に対しての優位性をもつ
これからの価値
リミックスが必要
よりシンボル化して共通の価値観によるものが生き残る
本人の意識の中のクオリアで価値は返還される
変わらないものもある
言語で価値が変わる
クオリアでの差異と同様
批判性
無からは何も生まれない
批判することにも創造は宿る
創造=既存の既知の積み重ね
■創造へ返還させるには脳の整理が必要
記憶の再編成
■エディター能力
怒りのエネルギー
生産に向く
状況を変えたいという力
決意
7.知の展開
種類
専門的知性
一つのことに集中
拡散的知性
複数のことを知る
人間にとって
収束したほうが居心地がいい
■習慣の吸引力
■パターン認識で次のステップへ進むべき
知識を抽象的にとられて拡散するべき
■シンプル化
■俯瞰化
広い教養から
天才が生まれる
専門性
無意味である
開いて解放しないと、園事象のかちを見損なう
遇有性の海へ飛び込むべき
人間自体が遇有性の産物
1.現在
問われている
生きる熱意
前に進む意志
理系の知、文系の知
わだかまりはないはず
生きていく上では融合する必要がある
知恵を結びつけるべき
センシティビリティ
補助線
10わかると100わからなくなる
無限運動!!
逃げ水
Ex)
シナプス
興奮性
抑制性
どちらもさらに細かい単位では意味が見えない
問題の無限大感はなくならい
ただし物事の見方は変わる
不思議は抱きしめるべき
■摂理に少しでも近づいた喜び
見えなかったものが見える喜び
「気づかなかった風景を見たい」
2.数学の美
あいまいさを許さないもの
E=MC^2
無限の精度をもつ
3.思考の探究
あいまいさの積み重ね
自然言語の性質
ホモサピエンスに有効に働いた
事象化
抽象化の技術
複数言語のわな
価値観の相違
■情報の多さでカバーできる時代にきているのでは?
脳というブラックボックスから生まれたもの
意識というものが生まれる
今ここに限定されない考え
矛盾を創造することもできる
普遍の意識
ただ、自然界に本当に普遍があるかどうも保証できない
脳の中で表現されているもの
われわれはあいまいな脳みそで表現される
対して周りの事象
自然は精密
無意識にも進行可能な世界
しかし思考は存在する
META
出版社
ちくま新書
著者
茂木健一朗
4.個性
他者とのコミュニケーションで発達
ピアプレッシャーの性質もある
人と異なる行為を排除する動き
これいを輝かせる
発達の仕方
他者からの承認
褒められることにより脳が快感を覚える
現在
特化した個性こそ求められる
単一的教育では生まれない
どのような人格にも解はない
いやすべての人格が結論なので解になりえる
仮想
認識できる現実世界も仮想にすぎない
リアル
複数のモダリティを通して感じる世界
ミッションをコミットするには仮想をはばたかせる必要がある
みんな違ってみんないい
差別は神の視点につながる野望
私は私、鈴は鈴
個性は認めるべき
高い場所に知性を伸ばすには
メタの概念
より高くから俯瞰する道具
連続体の存在
インパクトのある共通項が今は求められている
5.現在の知
専門家、断片化されている
補助線を引きたい
■シンプル化
人は部分担当者にしかなれないのか
全体として浮かび上がってくる者の価値は計り知れない
感動はある
人生をかける価値のある野望
世界全体の地を引き受けるという野望
感情の技術者は超えれる
有限な人生の中では不可能と認識したうえで
思考する感情の美しさはある
「感動することをやめてしまった人は死んでしまったのと同じである」
無限と空白
次の瞬間の空白を認識できる
不確実さ
対応策は感情
連続を保証する
■脳内のシナプスが感情を継続させる
感情技術の昇華
有限の積み重ねが必要
知識の積み重ねはグーグルに任すべき
6.価値
進化する
中心と周縁のバランス
構造の価値
普遍的なものもある
美
性能性
などで淘汰される
■他者に対しての優位性をもつ
これからの価値
リミックスが必要
よりシンボル化して共通の価値観によるものが生き残る
本人の意識の中のクオリアで価値は返還される
変わらないものもある
言語で価値が変わる
クオリアでの差異と同様
批判性
無からは何も生まれない
批判することにも創造は宿る
創造=既存の既知の積み重ね
■創造へ返還させるには脳の整理が必要
記憶の再編成
■エディター能力
怒りのエネルギー
生産に向く
状況を変えたいという力
決意
7.知の展開
種類
専門的知性
一つのことに集中
拡散的知性
複数のことを知る
人間にとって
収束したほうが居心地がいい
■習慣の吸引力
■パターン認識で次のステップへ進むべき
知識を抽象的にとられて拡散するべき
■シンプル化
■俯瞰化
広い教養から
天才が生まれる
専門性
無意味である
開いて解放しないと、園事象のかちを見損なう
遇有性の海へ飛び込むべき
人間自体が遇有性の産物
1.現在
問われている
生きる熱意
前に進む意志
理系の知、文系の知
わだかまりはないはず
生きていく上では融合する必要がある
知恵を結びつけるべき
センシティビリティ
補助線
10わかると100わからなくなる
無限運動!!
逃げ水
Ex)
シナプス
興奮性
抑制性
どちらもさらに細かい単位では意味が見えない
問題の無限大感はなくならい
ただし物事の見方は変わる
不思議は抱きしめるべき
■摂理に少しでも近づいた喜び
見えなかったものが見える喜び
「気づかなかった風景を見たい」
2.数学の美
あいまいさを許さないもの
E=MC^2
無限の精度をもつ
3.思考の探究
あいまいさの積み重ね
自然言語の性質
ホモサピエンスに有効に働いた
事象化
抽象化の技術
複数言語のわな
価値観の相違
■情報の多さでカバーできる時代にきているのでは?
脳というブラックボックスから生まれたもの
意識というものが生まれる
今ここに限定されない考え
矛盾を創造することもできる
普遍の意識
ただ、自然界に本当に普遍があるかどうも保証できない
脳の中で表現されているもの
われわれはあいまいな脳みそで表現される
対して周りの事象
自然は精密
無意識にも進行可能な世界
しかし思考は存在する
META
出版社
ちくま新書
著者
茂木健一朗
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- ジャンル:本・雑誌
- カテゴリ:本>ビジネス書
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