自分を追い込んで効率を上げる的な仕事術かと思い手に取り、残業0という帯の響きに惹かれて購入、通読。読んでみると、著者の今までやってきて目指すべき仕事に対する考えが述べられている。そのポイントは仕事をブレイクダウンしてデッドラインを設けて管理、マネジメントについては出来るだけ現場に近い所に身をおいて、作業者との距離を近くして即断即決。飛び込んでから考えろというスタンスを取っている。「成果=能力x時間x効率」「効率アップで能力を補完」「ワークライフバランス」「遊びの時間」「ワイガヤメリットなし」「上司部下の情報格差はNG」「自分が頂点の三角形から変えていく」など興味を引く考えは多数あったが、ブレストは不要という意見にはちょっと抵抗がありました。場の力の価値が自分とはずれているのかな。また、教育についても、暗黙知の教育は無理という前提には共感できましたが、暗黙知から形式知へのブレイクダウンにともなって得られるものを考えると、現場での業務から盗んで得るものを最優先するという考えにも少々疑問が・・・日常の業務の中に残業が標準で入ってしまい、自分のプライベートな時間の価値を見直し、残業前提の仕事の状態を何とかしたいと思っている方は、こういう仕事の仕方もあるということを認識する、目指す意味で読んでみるべきだと思います。
■ブログ書く際に参照にさせていただいたサイト
マインドマップ的読書感想文活かす読書
デッドライン仕事術
1.目的
KAROSHI
海外ではない言葉
残業こそが諸悪の根源
残業の発生
作業者
成果を数値で表せる
人の移動などで調整可能
ホワイトカラー
成果を数値で表しにくい
ホワイトカラーの生産効率を上げるには
進捗の可視化
作業ひとつづつに締め切りを設ける
部下の仕事が見える場所に
現場に判断を任せる
現場に近い上司
意志疎通がしやすい状況
不要な仕事はしない
ワイガヤが本当に必要か
集中力をあげるのは時間がかかる
理想
朝から晩まで8時間働く
集中力使いすぎてくたくた
会社にリラックスタイムは不要
集中できる時間、空間を作る
慎重に検討がどこまで必要か?
飛び込んでから考える
仮説思考■
川の流れは常に変わる
社員の日常業務も同様
書類は時系列で整理
いつまでに行う必要があるかで
書類をファイリング
一日にやることがはっきりする
目標をブレイクダウン
詳細なステップに
期限を持ちやすくなる
2.基本
基本は明日まで・・・
鉄は熱いうちに
発生した瞬間に取り組むのが効率的
今週中とかでやってみるのはいいかも■
アクションプラン
すべての仕事に○月○日までと記載
何を、誰が、いつまでにを明記
優先順位で悩むな
朝一からエンジン全開にするため
能力差は効率アップでカバーできる
の基本
仕事に締め切り時間
日々の業務にも締め切り時間
3.即断即欠
意志決定を習慣化する
まばたきと同様に
生理機能とは違うのでは・・・■
飛び込むメリットは確かにある■
迅速な決定ができない理由
判断材料は現場にある
現場に近いピラミッド構造を目指せ
情報について
上司と部下の情報価値を統一
同じ情報を持つのがベスト
上司は権威づけに利用するな
コミュニケーション
会議などで価値観を統一する
余計な意思疎通の手間は減らせる
リーダー
情報共有を図る必要がある
お互いに傷つけあっても前に進む雰囲気を作る
会社の利益という目的に対しての意思統一
根の深い問題
もつれた糸も一本である可能性が
クリティカルパスを分析■
ブレイクダウンしての作業もあり
固い問題を徐々にやわらかくもあり
決断を先送りにしていると同じチャンスは巡ってこない
4.人生について
ワークライフバランス
NG
仕事と私生活
正解
仕事と人生
人生を考慮に入れた仕事であるべき
仕事はゲーム
いかに効率よくお金を稼ぐか
遊びの時間が必要
仕事の対極として
できる人は
ほっておいても仕事ができるようになる
自分で身につけたものは役に立つ
特に暗黙知は
形式知についてはドキュメント化して底上げのメリットあり
形式知だけの職業人は
価値がない
アルバイトでOK
下の者から変えていく
上を変えるのは難しい
下から変えていくのは可能
リーダーとしての職務を全うするべし
目標を周囲に公言する
自分への約束
5.会議
無駄な会議はするな
社員の甘えを誘発するな
有用な会議は役に立つ
意識統一
プロセスについての共通認識を持てる
現場の判断力をあげる
現場の意見を聞ける
現場への肉薄を努力する
担当者の次に詳しい人を目指す
これからの行動を決定する場
アクションプラン
意欲的に決定できるような場
ブレストは時間の無駄
場の力を完全否定■
設定したデッドラインを守らせることが大事
会議での情報に最適
やるべき仕事を具体的にする
方向性のずれは見逃すな
嘘は許さない
問題定義を歓迎する環境■
META
出版社
祥伝社新書
著者
吉越浩一郎
私もブレストは不要とは思えません。
ただ、トータルとして吉越さんの方式を採用するなら、
ブレストがなくてもそれを補う別の効果が
あるのかもしれませんが、実際にすべて吉越さんの方式を
コピーするのは、至難の業でしょう。