『宇宙に外側はあるか』知りえない領域が知り得る領域の後ろに広がる。
- 2012/06/07
- 05:33
■感想
宇宙のあり方についての思考は面白い。今見えている、理解できている宇宙の範囲、まだ分からない宇宙というものを感じたくて購入通読。
読んでみると、今現在わかっている宇宙の始まり、これから可能性のある宇宙の終わり方、宇宙を支配する法則、生成物質について記載してくれている。といっても、現状での人間の観測、あるいは知り得る限界ギリギリの話が積み重なれているので、半年後、3年後後には異なる解釈で説明されているかもしれないことが多々書かれていると思います。面白かったのは、時間とは観測できる事象が繰り返されることで初めて存在する。それは人間が観測するため当然何らかの物質が関与しているが、物質自体も量子論という不安定な理論に支配されている。なにかを測れることでしか人間は知りえないということを改めて感じる。ということは知りえない世界にはなにが広がっているのか、事象の向こう側には何が広がっているのか、考えれば考えるほど人間でわかることの限界を感じたりします。我々のしっている事柄が本当に大きな法則の一部で、人間の知力・能力の限界、そこに挑むことで少しづつ見えてくる万物の法則の存在を感じることができる書籍になっていると思います。
宇宙論から、物理の本当の法則、時間の存在意義、知らないことを認めることで感じることの出来るルールを考えるには良い書籍になっていると思います。
■思うこと
マトリクスの世界を感じる。人間の見えていない場所で起きる否現実という多世界なのか、ただの多世界のうちの一つなのか。
■著者のページ
松原隆彦
■ブログ書く際に参考させていただいたサイト
未来までの物語
RABタイムリー・ブログ
松尾設計室のブログ
あすなろBLOG
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桁外れに早い時期に発生
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温度が高く、プラズマ状態よりもバラバラ
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弱い力
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最初は統一されていたが分解されていった
宇宙の始まり
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超統一理論
インフレーション
宇宙初期の爆発的な拡大
初期の爆発的な拡大
原因
位置エネルギーのような別のエネルギーがはじけた
すでにある空間を膨張させるもの
他にも起きる可能性がある
量子のゆらぎから発生?
永久にインフレーションを続けているのかも
永久インフレーション像
エクピロティック宇宙論
ストリング理論M理論
高次元での衝突
膜の衝突が宇宙の始まり
量子論
観測するまで実態はない
小さな世界では分からない
結論を迫らなければ決断が先延ばしになる
測定するまで結果が分からない
時空のしぶきが宇宙の始まり
ベビーユニバース
無
宇宙を誕生させる可能性のみをもつ存在
0になる時点
見えない力集約している状態
時間とは
秩序だった連続があるときに時間が生まれる
宇宙の内部だけの存在
2つ以上の物体の動きを垂らし合わせた時に観測出来るもの
宇宙の形
銀河
銀河群
銀河の集団
50個程度
銀河団
超銀河団
地球
乙女座超銀河団に属している
銀河のない領域
空洞領域
ボイド領域
銀河はシート状に広がっている
宇宙を満たすもの
満たすもの
エネルギーが足りない
質量エネルギーで考えると
宇宙を説明するには質量エネルギーだけでは説明できない
質量以外のエネルギー
ダークマター
銀河のなかの質量よりもエネルギーが含まれている
見えないエネルギーで満たされている
物質と総合作用はしない
重力だけは感じている
ダークエネルギー
ダークマターでもない空間
斥力を担う
宇宙の加速膨張
アインシュタインの宇宙項
宇宙の未来
膨張し続ける
体積あたりのダークエネルギーが変わらない
宇宙膨張が続く、銀河を省いて
斥力は銀河のちからよりも小さいので省かれる
なんの活動性もない希薄な宇宙になる
事実上の死になる
膨張から収縮へ
破滅的な宇宙膨張
物質も膨張する
素粒子までバラバラになる
時間が観測できなくなる
外側
ブラックホールの向こう側
時間は観測者の立場によって変わる
スパゲッティー現象
別の空間
ワームホール
移動手段の可能性
タイムパラドックス
回避するには
並行世界
量子論の世界■
ありとあらゆる可能性が存在している
可能性の数だけ世界がある
想像を絶する数
量子論の解釈
確率は見せかけ
実際には決まっている
知らない原理にともなって
大きなものには量子論は働かない
人間の意識が測定した瞬間に測定結果が生まれる
人間の意識は抽象的なので
測定結果が確定するのではなく、人間の意識がひとつの結果をもたらす
多世界解釈
観測する人間側の問題
一つの可能性しか人間は認識できない
認識の外では関係がない
意識外のものに気づかない
多世界への分岐
ちょうどいい宇宙
パラメータが調整されている
気づいた世界がそこ
ないものを感じようとすることは可能なのか?■
参加型人間原理
特定の世界に参加して観測することで初めて見える世界
認識するまで存在しない
意識が多世界を生み出している■
マルチバースな世界
感覚器官で感じて初めて存在するのでは
膨大な感じられていない宇宙はさまよっている
時間の流れ
存在しないもの。
物理法則では
概念
この世のものさし
参加型をイメージした時
いいように感じたもののみが広がっている
論理で考えられる範囲でしか見えていない
META
出版社
光文社新書
著者
松原隆彦
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