上達の法則
- 2009/05/29
- 06:12
![]() | 上達の法則―効率のよい努力を科学する (PHP新書) (2002/05) 岡本 浩一 商品詳細を見る |
■感想
自分の能力を上げるには時間的な投資が必要だ。その投資が効率よく行われているかどうかを確認したくて購入通読。
読んでみると、技能が上達するためのポイントが実例をもとに記載されている。教えるということよりも、自己がいかに学んでいくかに重きが置かれている。「ワーキングメモリ」「アイコニックメモリ」「コードシステム化」など上達する際の脳の仕組みの変換を説明してくれているのは面白かった。また、上達方法を実践するためのステップとして「得意を見つける」「効率のいいインデックスの作成」「ワーキングメモリの余裕を作る」など非常に魅力的な上達プロセスの定義だと思った。上級者になるためにそれぞれの段階で必要な「意識」が記載されている。
上達するためには共通のルールはないというのも真理だと思うが、上達を目指す上で自分が適切な意識をもち、選択をしているかを見直すきっかけになりました。
■ブログ書く際に参考させていただいたサイト
マインドマップ的読書感想文
書評 【インコントリスタ】
情報考学 Passion For The Future
■参考記事
人はいかに学ぶか
■思うこと
「人はいかに学ぶか」との比較がおもしろかった。学ぶ上で人間の能力を確認した上で他者とのつながりを追求したのが「人はいかに学ぶか」、「上達の法則」は自己がスキルを上げる上で自分自身が意識するべきことを定義してくれている。
はやりの言葉で言うと、前者はコーチング、後者は勉強法的な表現になるのかな。
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上達の法則
上達のすすめ
上達のルールは存在する
求められる人
組織人でありながら
精神の自立を持つ人
上達への道
達人への道ではない
目指すは一人前レベル
上達を知る
どのような過程が上達なのか
一度体得すれば応用がきく
心理的な余裕も変わる
上達のイメージ
非可逆な変化
運動機能、認知機能に対して
見え方が変わる
上級者の条件
センスが備わると同意
社会人
NG
自分ができることにのみしがみつく
緊張を失うことにつながる
初心者から中級者へ
ステップ
初めてみる
入門書を読む
対象に慣れ親しむ
コード化
事象を言語化して脳に効率よく蓄える
蓄えるだけでなく利用できるように
学習の頻度
適切な
24時間
72時間
1週間
得意を決める
コード化されたものの比較
全体からの比較
コードシステムに対しての分析を行う
出来る人の記憶の構造
上達の法則
練習方法、取り組み方の理
特徴
記憶力が高い
記憶の型
宣言型
日常的な知識
手続き型
言語だけでは表せないモノ
物理的側面
アイコニック
数秒以下の記憶
ワーキング
作動記憶
そらで覚える電話番号
長期記憶
上達への現象
宣言型知識、長期記憶、手続き型知識を効率のいい形成
効率のいい検索
誤った検索しない
正確な検索
→インデックスの作成
ワーキングメモリが効率よくつかわれている
余裕を持っている状態
マジックナンバー7
スキーマ
作成去ると生まれる特徴
短時間で反応できる
同じ刺激に対する反応が安定している
自分自身の反応を覚えている
新しい刺激への反応も取り込める
依存的エラーが起きる
コード化能力
テキスト化
記憶領域の節約
再利用しやすくする
上達した人
持続力、集中力が高まる
コード化されている
違いを感じることができる
自我関与が高い
本気で取り組む度合い
得意な才能が光る
技能のコツの明文化
表すコードが自分の中で安定している
俯瞰できる
キーファクターを見分けられる
付加的知識まで身につける
カラーバス効果
入力が特異化される
自我関与が大きいため
イメージが鮮明になる
コードが豊富
細部へのこだわり
多様なスキーマの認識
典型的なイメージがわく
プロトタイプの構築
違いを認識
インデックスの構造をメタ的にコード化する
ワーキングメモリの余裕
他者を見る目が変わる
他者評価
わずかな特徴から多くのことを読み取る
思考による極端化
認知スキーマが形成高いほど起きる
判断がはっきりしている
正確な認識
癖の認識
欠点を含めて自分の個性を認識する
人格的な安定感
コンスタントに一つの目標にたいして時間をもつ
個の強さにつながる
上達の方法
俯瞰的認知を高める
脱皮する
記憶と認知の構造の変化
書きとめる
言語化しにくいものを言語化する
コード化への助け
手続き型知識にも有用
心理的な自我関与を高める
長期記憶への形成を推進する
概論書を読む
俯瞰的な知識で見直す
理論的思考を身につける
理論書を読む
差異の重要度の再認識
精密練習
得意な分野
要求水準を上げる
認知能力が上がる
コードシステムの重層構造化
深い知識につながる
一チャンクに入る量が増える
イメージ能力を高める
コードシステムの統合を目指す
良いプレーの記述に形成されるべきもの
コードシステムのインデックスの多層化
情感がつながるとインデックスの性能が上がる
スランプへの対策
心理的、生理的飽和
あきた、つかれたの状態
対策
注意を別のものに
プラトー
停滞期
次の飛躍への準備中
対策
後退していなければ進んでいる
スキーマと技能のギャップ
知識と技術のギャップ
対策
スキーマに技能を合わせる
評価スキーマと技能のギャップ
起こる原因
知識の整理
技能の安定化
技能とコードの密接化
チャンク容量の拡大
コードシステムの高度化
特訓法
ステップ
反復練習
評価を読む
インデックスが情感を含みだす
感情移入する
インデックスの強化に役立つ
大量の暗証をしてみる
ある程度コードシステムできてからが有効
意味に対してのつながりをコード化できるから
独自の訓練法を考えてみる
ワーキングメモリの鍛練
何もしない時間
思い切って離れてみる
META
出版社
PHP新書
著者
岡本浩一
上達のすすめ
上達のルールは存在する
求められる人
組織人でありながら
精神の自立を持つ人
上達への道
達人への道ではない
目指すは一人前レベル
上達を知る
どのような過程が上達なのか
一度体得すれば応用がきく
心理的な余裕も変わる
上達のイメージ
非可逆な変化
運動機能、認知機能に対して
見え方が変わる
上級者の条件
センスが備わると同意
社会人
NG
自分ができることにのみしがみつく
緊張を失うことにつながる
初心者から中級者へ
ステップ
初めてみる
入門書を読む
対象に慣れ親しむ
コード化
事象を言語化して脳に効率よく蓄える
蓄えるだけでなく利用できるように
学習の頻度
適切な
24時間
72時間
1週間
得意を決める
コード化されたものの比較
全体からの比較
コードシステムに対しての分析を行う
出来る人の記憶の構造
上達の法則
練習方法、取り組み方の理
特徴
記憶力が高い
記憶の型
宣言型
日常的な知識
手続き型
言語だけでは表せないモノ
物理的側面
アイコニック
数秒以下の記憶
ワーキング
作動記憶
そらで覚える電話番号
長期記憶
上達への現象
宣言型知識、長期記憶、手続き型知識を効率のいい形成
効率のいい検索
誤った検索しない
正確な検索
→インデックスの作成
ワーキングメモリが効率よくつかわれている
余裕を持っている状態
マジックナンバー7
スキーマ
作成去ると生まれる特徴
短時間で反応できる
同じ刺激に対する反応が安定している
自分自身の反応を覚えている
新しい刺激への反応も取り込める
依存的エラーが起きる
コード化能力
テキスト化
記憶領域の節約
再利用しやすくする
上達した人
持続力、集中力が高まる
コード化されている
違いを感じることができる
自我関与が高い
本気で取り組む度合い
得意な才能が光る
技能のコツの明文化
表すコードが自分の中で安定している
俯瞰できる
キーファクターを見分けられる
付加的知識まで身につける
カラーバス効果
入力が特異化される
自我関与が大きいため
イメージが鮮明になる
コードが豊富
細部へのこだわり
多様なスキーマの認識
典型的なイメージがわく
プロトタイプの構築
違いを認識
インデックスの構造をメタ的にコード化する
ワーキングメモリの余裕
他者を見る目が変わる
他者評価
わずかな特徴から多くのことを読み取る
思考による極端化
認知スキーマが形成高いほど起きる
判断がはっきりしている
正確な認識
癖の認識
欠点を含めて自分の個性を認識する
人格的な安定感
コンスタントに一つの目標にたいして時間をもつ
個の強さにつながる
上達の方法
俯瞰的認知を高める
脱皮する
記憶と認知の構造の変化
書きとめる
言語化しにくいものを言語化する
コード化への助け
手続き型知識にも有用
心理的な自我関与を高める
長期記憶への形成を推進する
概論書を読む
俯瞰的な知識で見直す
理論的思考を身につける
理論書を読む
差異の重要度の再認識
精密練習
得意な分野
要求水準を上げる
認知能力が上がる
コードシステムの重層構造化
深い知識につながる
一チャンクに入る量が増える
イメージ能力を高める
コードシステムの統合を目指す
良いプレーの記述に形成されるべきもの
コードシステムのインデックスの多層化
情感がつながるとインデックスの性能が上がる
スランプへの対策
心理的、生理的飽和
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プラトー
停滞期
次の飛躍への準備中
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後退していなければ進んでいる
スキーマと技能のギャップ
知識と技術のギャップ
対策
スキーマに技能を合わせる
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起こる原因
知識の整理
技能の安定化
技能とコードの密接化
チャンク容量の拡大
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特訓法
ステップ
反復練習
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インデックスが情感を含みだす
感情移入する
インデックスの強化に役立つ
大量の暗証をしてみる
ある程度コードシステムできてからが有効
意味に対してのつながりをコード化できるから
独自の訓練法を考えてみる
ワーキングメモリの鍛練
何もしない時間
思い切って離れてみる
META
出版社
PHP新書
著者
岡本浩一
- テーマ:読んだ本。
- ジャンル:本・雑誌
- カテゴリ:本>学習法勉強法
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