したたかな生命
![]() | したたかな生命 (2007/11/16) 北野 宏明竹内 薫 商品詳細を見る |
生物など形あるもの、動きあるものが残っていくための知恵を学びたくて購入して通読。
非常に面白かった。「ロバストネス」のという機能を生命だけでなく目的を持っているシステム全体にあてて、実際にロバストネスな生命、癌細胞、会社としての組織などを例に挙げながらロバストネスの各機能「モジュール化」「バッファリング」「多様性」「フィードバック」などを具体的に説明してくれている。特におもしろかったのはソフトウェアのコードに適用した例だった。ソフトウェアは確かに進化していくべきだと思うし、複数の機能的目的をもって存在しているもので、各モジュールが疎結合で結び付いてこそ、ロバストネスな存在として価値があると定義している。またコアモジュールの概念も、現在のソフトウェアの在り方についての定義に聞こえる。
生命に焦点を当てている本かと思いましたが、ロバストネスというシステムの特性をわかりやすく説明してくれている書籍だと思いました。組織としてのシステムを考えている人や、生命をシステムの側面から考えてみたい人、実際に何らかの複数の構成要素からシステムを設計するひとは是非ロバストネスの価値観をもって取り組むべきだと思いました。
■思うこと
ソフトウエアの価値観として、ロバストネスを取り入れるのは面白いと思う。
疎結合の価値を改めて認識
■ブログ書く際に参考させていただいたサイト
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情報考学 Passion For The Future
ひさおの独り言(シーズン3)

したたかな生命
ロバトネスとは?
システム生物学
理解
相互作用
ネットワークがどのような動作原理をもっているかが
理解してこそ理解
生命現象
システム生物学
ことの科学
分子生物学
ものの科学
理解のレベル
構造理解
受け身
ダイナミクス理解
受け身
制御理解
積極的制御
特性を実現するための調整
設計理解
積極的改変
自動車の設計
進化も枠組みの一つ
幅広い動き
対応する能力
ロバストネス
なければシステムが機能不全になる
向上方法
システム制御
ネガティブフィードバック
フィードフォワード
事前に予測する
雨降りそうなら屋根のある場所へ
ポジティブフィードバック
小さなシグナルを増幅
耐故障性
冗長化
同じものを複数準備
多様性
別の同じ機能のものを複数準備
モジュール化
システムが細かく区分されていること
故障したときの被害を最小に
モジュール間にはデザインルールが必要
デカップリング
バッファ
アソビ
ホメオスタシス
状態の維持
ロバトネスは機能の維持
トレードオフ
ロバストネスとフラジリティはトレードオフ
フラジリティ
ぜい弱性
ロバストネスにも方向はある
ロバストネスとのトレードオフ
パフォーマンス
性能
リソース
コスト
資源
会社などの組織にももつ
会社がロバトス
対象は?
機能に対して
収益性
企業価値の維持
環境への対応
各対象に対してのロバスト性を持つ
別の機能に対しての
トレードオフを同時にもつ
重要なのはロバトスとトレードオフを認識
ぜい弱性を認識すること
環境が変わったときに
何に対してロバストであるべきか
ぜい弱性をどこに足して認めるべきか
生き残る組織
ロバストネスの機構をもつ
トレードオフの問題も抱える
ガンの強さ
ガンのロバストネス
多様性
シグナル伝達系統の多様性
複数で干渉しあっている
フィードバック
周りの組織環境に影響を与える
HIF−1α
周りへ影響する
血管を作成
遺伝的多様性
染色体異常の多様性
癌細胞がさまざまに展開している
環境に対して残るものが存在しやすくなる
対応
多くの因子に対して影響を与えるものを探す
生物ネットワークの相互性を考える
ヘッドにのみ標準を合わせる
ガンのフラジリティ
ぜい弱性
どこかに存在する
あるいは人工的に作れる
休眠法
活動させなくする
ロバトネスな活動をストップさせる
がんとの共存
進化のシステム
進化から見たロバストネス
ロバストネスをもつ個体が有利
選択される可能性が高い
進化可能性
地誌的ではない突然変異があること
できるだけ少ない変異で新たな結果を出すシステム
バッファリングへ
モジュール化
細胞というモジュールの組み合わせ
→変化できる能力
プログラム
複雑すぎる、影響範囲が想像できない
進化可能性が少ない
突然変異の影響範囲も不明
進化
機能しながら
新しいい機能の追加
いまの一部の機能を変更する作業
モジュールとモジュールは疎結合が重要
モジュール同士が穏やかに接続
いつでも取り換え可能な状態
コアモジュール
安定したシステム
接続することで多々な機能を実現できる
生物の進化のシナリオ
複雑で巧妙なシステムへ進化する
加速ネットワーク概念
サイズの増大
制御系のサイズは加速度的に増大する
生物の進化にも同様の動き
進化的飛躍
水平な遺伝子移動
他の生物から遺伝子を乗っ取る
自分のゲノムへ取り込む
いわばM&A
大きなロバトネスの獲得
機能モジュールの取り組み
他の遺伝子の機能と共生する
自己拡張共生
バクテリアなど
一部は自己拡張の中に入っている
大腸ないのバクテリア
共生による進化
META
著者
北野宏明
竹内薫
出版社
ダイヤモンド社




